抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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低比重で良好な機械的性質を有することからマグネシウム合金に高い関心が集まっているが,難加工性と低耐食性が課題となっている。本研究においては,耐食性の克服のためにアルミニウムをクラッドすることを提案し,さらにその製造法としてタンデム双ロールを用いた連続鋳造を適用することを試みた。マグネシウム合金としてAZ31,アルミニウムとしてA1050を選定し,一段でマグネシウム合金を連続鋳造し,2段目でアルミニウムをその表面に鋳造,そして3段目で接合および圧延を行なうタンデム双ロール連続鋳造成形を実施した。実験パラメータとして,1段および2段での注型温度を変化させた。得たサンプルの断面を観察し,接合および金属組織を調べた。この結果,本方法で所期のクラッド材が製造でき,両者の界面は相互に固溶体相が形成しており良好な接合性が得られたことを示した。