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J-GLOBAL ID:201402279706555885   整理番号:14A0080327

YMn2O5における整合-不整合磁気相転移での分極フリップにおける磁気カイラリティの役割

Role of magnetic chirality in polarization flip upon a commensurate-incommensurate magnetic phase transition in YMn2O5
著者 (7件):
資料名:
巻: 88  号: 14  ページ: 140403.1-140403.5  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マルチフェロイック化合物であるYMn4+(Mn1-xGax)3+O5(x=0.047,0.12)の中性子回折による磁気カイラリティと電気分極を同時に測定した。温度降下と共にx=0.047の系は高温不整合(HT-ICM),整合(CM),及び低温の不整合(LT-ICM)磁気相を見せ,x=0.12の系はHT-ICM及びLT-ICM相を見せる。CM相は強誘電性,LT-ICM相は弱い強誘電性である。様々な磁気中冷却を行った後,零磁場中加熱下の測定により,CM相とLT-ICM相のスピン駆動強誘電性が生じる機構は異なることを見いだした。LT-ICM相ではMn4+サイクロイドスピンの磁気カイラリティが重要な役割を果たし,CM相ではMn4+-Mn3+スピン鎖の磁気交換歪が重要となる。この系の分極はCMからLT-ICMへの転移でフリップするが,これは磁気カイラリティに駆動された強誘電性と交換歪が反対方向の分極を生じるためと説明した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物結晶の磁性  ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性 

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