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J-GLOBAL ID:201402279724119880   整理番号:13A1715012

胃癌におけるヒトカリクレイン12遺伝子発現の臨床的意義

Clinical significance of human kallikrein 12 gene expression in gastric cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号: 45  ページ: 6597-6604  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】カリクレイン12(KLK12)の発現が,胃癌(GC)の発症に関連するかどうかを調査し,そして,胃癌細胞増殖,浸潤および移動におけるKLK12の役割を決定する。【方法】2007年9月~2008年3月に,組織学的に確立されたGCをもつ133人の患者を,研究に採用した。定量的リアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応および免疫組織化学によって,GC患者からの試料において,KLK12の発現が検出された。GCのKLK12蛋白質発現と臨床病理学的特徴の間の関係を解析した。高いKLK12蛋白質発現群と低いKLK12発現群の間の5年生存率の差を比較した。さらに,MKN-28,SGC-7901およびMKN-45を含む種々のヒトGC細胞系統において,KLK12の発現を検査した。低分子干渉RNA(siRNA)を用いて,MKN-45細胞におけるKLK12発現を阻害した。KLK12siRNAによって安定に形質移入した細胞クローンのKLK12発現を,定量的リアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応およびウェスタンブロット法によって試験されたさらに,形質移入細胞の生物学的特徴を評価するために,一連の機能検査を行った。細胞増殖を,メチルチアゾリルテトラゾリウム検査を用いて評価した。最後に,細胞移動および浸潤を,transwell容器検査を用いて評価した。【結果】本研究に含まれた133人のGC患者の中で,126人(94.7%)が,非癌組織検体と比較して,KLK12mRNAの高い発現レベルを示した。KLK12mRNAの発現は,正常組織よりGC組織の方が有意に高かった(P<0.001)。主に細胞質の中等度または強い染色によって,133個(72.2%)のGC試料の中の96個において,KLK12蛋白質発現が検出された。対照的に,対応正常胃粘膜組織内に,KLK12蛋白質に対する陰性免疫染色が観察された。KLK12蛋白質の過剰発現は,リンパ節転移に有意に関連した(P=0)。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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