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J-GLOBAL ID：201402279859049385   整理番号：14A0155362

QCDの有限温度のカイラル転移における軸性異常の関連性

Relevance of the axial anomaly at the finite-temperature chiral transition in QCD

著者 (2件)： PELISSETTO Andrea (Universita di Roma “La Sapienza”, Roma, ITA) ,  VICARI Ettore (Universita di Pisa, Pisa, ITA)
資料名： Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology  (Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology)
巻： 88  号： 10  ページ： 105018.1-105018.12  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 1550-7998  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軽いフレーバ2個の有限温度のQCDで量子異常が原因のU(1)_A対称性のやぶれが抑制されるときには,カイラル対称性の破れはSU(2)_L×SU(2)_R→SU(2)_VではなくU(2)_L×U(2)_R→U(2)_Vとなることに着目して,カイラル相転移の性質について調べた。そのために,同じ対称性の破れのパターンを示す3次元Landau-Ginzburg-WilsonのΦ⁴理論のくりこみ群フローの摂動計算を実行した。安定な固定点が存在することを確かめ,裸の4次のパラメータの空間で引力領域を決定した。U(1)_Aが臨界温度で回復するようなら化いらす相転移は連続となる可能正がある。しかし,その普遍類はO(4)ベクトル普遍類とは異なる。U(2)_L×U(2)_R→U(2)_V普遍類の臨界指数を求めた。

シソーラス用語： 理論 ,  *量子色力学 ,  *有限温度の場の理論 ,  異常 ,  軸性ベクトルカレント ,  臨界温度 ,  普遍性 ,  有効ラグランジアン ,  くりこみ群 ,  φ四乗理論 ,  摂動論 ,  数値計算 ,  *相転移
準シソーラス用語： *カイラル相転移 ,  固定点 ,  普遍性クラス

分類 (2件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W) ,  ゲージ場理論  (BF01022B)

タイトルに関連する用語 (4件)： QCD ,  有限温度 ,  カイラル ,  関連性