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J-GLOBAL ID：201402280058031016   整理番号：14A0502163

走査トンネル顕微鏡と分光法で調べたRu(0001)面上の酸素がインターカレーションしたグラフェン内のDirac円錐の回復と局所変化

Recovery and local-variation of Dirac cones in oxygen-intercalated graphene on Ru(0001) studied using scanning tunneling microscopy and spectroscopy

著者 (5件)： JANG Won-Jun (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Howon (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  JEON Jeong Heum (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  YOON Jong Keon (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  KAHNG Se-Jong (Korea Univ., Seoul, KOR)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 38  ページ： 16019-16023  発行年： 2013年10月14日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属基板の上にエピタキシャル成長させるグラフェン(Gr)が受ける基板の影響を低下するために付与する酸素は基板とGrの層間に入り込む。Ru(0001)面で成長させたGrの構造をSTMと走査トンネル分光法(STS)で精査し,Grに生じるDirac円錐の酸素インターカレーションによる変化を調べた。酸素が入った領域でSTSにV型のものが現れるが,これはDirac円錐が回復した跡と見る。Dirac点エネルギーはFermi準位より0.48eV低く,発光から調べた既存データと違うが,酸素被覆率の差による。場所的なDirac点エネルギーのばらつきはグラフェンネットの小さい歪で起きる面の弱い突出で説明できる。

シソーラス用語： *炭素材 ,  *エピタクシー ,  *ルテニウム ,  底面 ,  *結晶面 ,  六方晶系 ,  *インターカレーション ,  *原子 ,  *酸素 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  スペクトロスコピー ,  電子状態 ,  回復 ,  *依存性 ,  *バンド構造 ,  Fermi準位 ,  被覆率 ,  分散【variance】 ,  ネットワーク構造 ,  突起部 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *エピタキシャル成長 ,  走査トンネル分光法 ,  Dirac円錐 ,  *位置依存性 ,  *Dirac点

分類 (2件)： 半導体結晶の電子構造  (BM02060N) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 走査トンネル顕微鏡 ,  分光法 ,  Ru ,  酸素 ,  インターカレーション ,  グラフェン ,  Dirac円錐 ,  回復