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J-GLOBAL ID:201402280091153925   整理番号:14A1130464

遺伝子型の異なる黄色ブドウ球菌クローンは抗微生物剤敏感性型および生物膜形成において多様である

Genotypically Different Clones of Staphylococcus aureus Are Diverse in the Antimicrobial Susceptibility Patterns and Biofilm Formations
著者 (12件):
資料名:
巻: 2013  号: Microbiology  ページ: 515712 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では分離した遺伝子型の異なる黄色ブドウ球菌が,それぞれの抗生物質に示す敏感性を評価した。さらに実験室で,黄色ブドウ球菌生物膜に及ぼすバンコマイシン,ダプトマイシン,リネゾリドおよびチゲシクリンの影響を調査した。本研究では,合計60株の臨床性MSSAおよびMRSA分離菌を使用した。浮遊性培養の中で,macrobroth希釈法およびエプシロン-テスト(E-テスト)システムを使い,敏感性を検査した。生物膜形成能力は付着プレート生菌数で求めた。生物膜形成に対する抗微生物活性の効能は,共焦点レーザ走査型顕微鏡(CLSM)で確認した。その結果,spa,MLSTおよびSCCmec型で,抗生物質に対する敏感性が似ているものから違うものまで広がりが大きく,中ではチゲシクリンおよびダプトマイシンが最も高い効能を示した。生物膜は,試験に使ったほとんどの高い濃度の抗生物質に抵抗性を示したが,粘着性生物膜にはダプトマイシンが最も効果を発揮した。似たクローン型および様々なクローン型間に,抗生物質への応答に大きな違いが示された。この違いが,同じ遺伝子型のクローンの中で毒性の違い,さらに罹患する可能性の不均一性をもたらす。従って,人が感染したそれぞれのクローンを短期間で正しく同定する方法を開発することが重要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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生体膜一般  ,  抗生物質の薬理一般  ,  微生物感染の生理と病原性 
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