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J-GLOBAL ID:201402280330774376   整理番号:14A1152475

飛騨山脈におけるタカネヒカゲOenei nornaとColias palaenosミヤマモンキチョウの分布様式の要因

著者 (1件):
資料名:
巻: 21  ページ: 14-17  発行年: 2014年09月18日 
JST資料番号: F1016A  ISSN: 2186-2710  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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飛騨山脈におけるタカネヒカゲとミヤマモンキチョウの分布,地域変異,過去の気候変動,既報のmtDNAとテフラ分布から,2種の分布様式を考察した。タカネヒカゲはこれまでの蝶類図鑑の記述と異なり,笠が岳から弓折岳及び黒部五郎岳周辺に分布せず,南沢岳と布引山の間は分布していない。この空白域は立山火山から約9500年前に堆積したテフラ分布域と非常によく一致している。また,mtDNAの差が分子進化時計の基準となる可能性を示した。ミヤマモンキチョウは鹿島槍岳まで分布し,それ以北には食餌植物が分布しているにも関わらず本種は分布していない。生息下限は2000mで一部は森林限界以下の林内小草原や湿地にも生息している。テフラの影響が多少あったとしてもタカネヒカゲに比べて拡散速度が速く生息標高が低いため,氷期に南部や低標高に退避していた集団が鹿島槍岳まで北上したと示した。
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (8件):
  • 伊藤隆夫,昆虫と自然、14(9)(1979)20.
  • a伊藤隆夫、昆虫と自然、10(1975)6. b 伊藤隆夫、昆虫と自然、9(1974)17.
  • 例えば、白水隆、日本蝶類標準図鑑(2006)
  • T. Itoh, J. Lepid. Soc. (USA), 64 (2010) 108.
  • H. Machida, F. Arai, Atlas of Tephra in and Around Japan (1992).
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タイトルに関連する用語 (2件):
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