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J-GLOBAL ID:201402280368904958   整理番号:14A1474307

温和な条件下でジリチウムテトラ-tert-ブチルジンカートを用いたε-カプロラクトンの開環重合

Ring-opening polymerization of ε-caprolactone with dilithium tetra-tert-butylzincate under mild conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号: 12  ページ: 866-872  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らはトルエン中でジリチウムテトラ-tert-ブチルジンカート(TBZL)を用いたε-カプロラクトンの開環重合(ROP)を行った。TBZLは異常に低塩基度や高い化学選択性などの独特な反応性を有する嵩高いジンカート錯体であった;低毒性の金属触媒であった。しかしながら,ε-カプロラクトンのROPのための開始種はTBZLのtert-ブチルアニオンではなく,系における微量のH2Oに由来するヒドロキシルアニオンであった。系における微量のH2Oの代わりに,ROP開始剤として既知量のベンジルアルコール(BnOH)を添加した。予想通りに,開始鎖末端にBnO基を有するポリ(ε-カプロラクトン)を得た。TBZL-BnOH混合物の1Hおよび13C-NMRスペクトルから,錯体の生成を示唆した;錯体は開始種であった。Mnは転化の増加とともに直線的に増した。これは高分子鎖の数が重合中一定であることを意味した。分子量分布は温度上昇および/または長い重合時間を除いて,比較的狭かった。この系は高い重合温度または長い重合時間を必要とせず,環境にほとんど影響しない金属化合物を使用した。従って,狭い分子量分布を有するポリ(ε-カプロラクトン)を温和な条件下で得ることができた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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重合触媒,重合開始剤 
引用文献 (12件):
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