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J-GLOBAL ID:201402280840291221   整理番号:14A0971548

金属素材の循環戦略とそのための技術 持続可能な社会の構築に向けて

著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 3-10  発行年: 2014年09月01日 
JST資料番号: L3524A  ISSN: 1342-9825  CODEN: KGEIAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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我が国における金属資源循環の概要と金属素材循環技術について概説した。鉄はほぼ一億トンの生産量でかつ使用量であり,ほぼ生産量と消費量が一致する。消費量に対するスクラップ使用量はほぼ1/3である。アルミニウムは国内生産がないので一次アルミニウムはすべて輸入である。消費に対するリサイクル量は比較的大きく,40%弱になる。銅,亜鉛になると使用量の絶対値も小さくなり,使用量に対するリサイクルも低くなる。鉛は,環境規制が厳しいのでリサイクル率は高いが,海外への流出も大きい。現在話題となっているのが,各種廃電子機器から発生するレアメタルを含有する基板である。レアメタルのリサイクルには経済的に無理があり,従来の回収システムからはずれたものは廃棄物となるか,あるいは,環境規制が厳しくない近隣国に流れる結果になっている。都市鉱山という造語が世界に通用する概念となっており,資源のリサイクルチェーンを提案している。次に,金属素材循環技術として,非鉄精錬(銅,亜鉛,鉛精錬)における原料と副生レアメタルの処理・回収,小型廃家電からのレアメタル回収フローの考え方,破砕・粉砕法の特徴とその写真事例紹介,物理選別技術の基本原理と主な分離対象について概説した。
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分類 (2件):
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資源回収利用  ,  廃棄物処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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