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J-GLOBAL ID：201402280925987802   整理番号：14A0213229

ユニタリー近似的2設計による分離

Decoupling with unitary approximate two-designs

著者 (7件)： SZEHR Oleg (Technische Univ. Muenchen, Garching, DEU) ,  SZEHR Oleg (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  DUPUIS Frederic (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  DUPUIS Frederic (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  TOMAMICHEL Marco (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  TOMAMICHEL Marco (National Univ. Singapore, Singapore, SGP) ,  RENNER Renato (ETH Zurich, Zurich, CHE)
資料名： New Journal of Physics (Web)  (New Journal of Physics (Web))
巻： 15  号： May  ページ： 053022 (WEB ONLY)  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： U7017A  ISSN： 1367-2630  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一方が部分系Aである二部分系の考察は,他の部分系Rから分離した物理的展開を経験する。この展開が部分系Aと部分系R間の全ての相関を破壊する条件,即ち,部分系を分離する条件を考察した。この問いに対する定量的解答は,量子情報理論領域で最近開発されたデカップリング理論によって証明される。今回,先行研究に基づき,A上の展開がHaar測度に関する選択と,十分な脱コヒーレンス付加処理を行った典型的なユニタリーから成るならば,分離が可能なことを証明した。この結果は主に,物理的分離は短系列の確率的二体間相互作用に対して既に生じているという意味で分離は物理的であることを意味する。この分離結果はR系の次元に独立であり,系の次元が大きくとも近似的2設計は分離に対して適切なことを示している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 量子情報 ,  回路 ,  ユニタリー性 ,  類似性 ,  設計 ,  *分離 ,  *デカップリング ,  *二体問題 ,  相互作用 ,  定式化 ,  *量子論 ,  展開 ,  部分 ,  証明
準シソーラス用語： 近似性 ,  量子回路 ,  量子情報理論 ,  量子力学

分類 (1件)： 量子力学一般  (BA06010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 近似 ,  設計