抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国における特許付与後の有効性を争う方法として,新たに当事者系レビュー(IPR)が導入された。導入されたIPRは,訴訟類似の手続が導入されたことと,超高速審理が行われることが特徴である。IPRは,2012年9月16日の施行開始から1年間で約500件の請求が行われており,有効性を争うツールとして関心が高い。IPRの手続の概要を紹介し,施行から1年間で請求されたIPRの審査経過書類を分析して,IPRの運用実態を調べ,審査を有効に進めるための留意点を考察した。また,IPRにおいて審査対象となった特許の殆どが侵害訴訟と関わっているため,IPRを請求する請求人と訴訟との関係についても考察した。