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J-GLOBAL ID：201402281161069451   整理番号：14A0219930

均質媒体モデルを用いたキャビテーション解析の問題

Essential Problems Associated with Numerical Simulation of Cavitating Flows Based on Homogeneous Models

著者 (2件)： 鈴木貴之 (東大 大学院工学系研究科) ,  加藤千幸 (東大 生産技研)
資料名： 日本機械学会論文集 B編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B (Web))
巻： 79  号： 808  ページ： 2743-2758 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0183A  ISSN： 1884-8346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 過去約20年にわたり均質媒体モデルというキャビテーションモデルが研究されているが,このモデルには単独翼のキャビテーション性能を定量的に予測できないという問題がある。本研究では,均質媒体の膨張収縮により運動エネルギーの損失が発生することを理論的に示し,実際の均質媒体を用いた解析において媒体の膨張収縮による損失が発生することを示した。翼周りの流れ解析も行い,媒体の膨張収縮による運動エネルギーの損失により揚力を過小評価してしまうことを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 均一性 ,  *媒質 ,  モデル ,  *キャビテーション ,  *翼 ,  膨張 ,  収縮 ,  運動エネルギー ,  エネルギー損失 ,  揚力 ,  Venturi管 ,  CFD【流体力学】 ,  エネルギー ,  力学量 ,  機械要素 ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (15件)：

• (1) Franc, J.P. and Michel, J.M., Fundamentals of Cavitation (2004), Kluwer academic publishers.
• (2) 加藤洋治, 新版キャビテーション, 増補版(1990), 槇書店.
• (3) Kinnas, S.A. and Fine, N.E., “A numerical nonlinear analysis of the flow around two- and three-dimensional partially cavitating hydrofoils”, Journal of fluid mechanics, Vol. 254 (1993), pp. 151-181.
• (4) Hirschi, R., Favre, J.-N., Parkinson, E., Guelich, J.-F., Dupont, Ph. and Avellan, F., “Centrifugal pump performance drop due to leading edge cavitation: Numerical predictions compared with model tests”, Journal of Fluids Engineering, Vol. 120, No. 4 (1998), pp. 705-711.
• (5) 竹腰善久, “キャビテーションの新しい数値モデルに関する研究”, 東京大学博士論文(2005).

タイトルに関連する用語 (4件)： 均質媒体 ,  モデル ,  キャビテーション ,  解析