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J-GLOBAL ID:201402281311427700   整理番号:13A1526943

インドール-3-カルボン酸とシステインの接合ならびにカマレキシン生合成遺伝子の上方制御を通したシロイヌナズナアセチル-アミドシンテターゼGH3.5のカマレキシン生合成への関与

Arabidopsis Acetyl-Amido Synthetase GH3.5 Involvement in Camalexin Biosynthesis through Conjugation of Indole-3-Carboxylic Acid and Cysteine and Upregulation of Camalexin Biosynthesis Genes
著者 (8件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 471-485  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2552A  ISSN: 1672-9072  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 中国語 (ZH)
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カマレキシン(3-チアゾール-2-イル-インドール)はArabidopsis thalianaで見つかる主要なフィトアレキシンである。複数の重要な中間体および対応する酵素を変異のスクリーニングおよび生化学的実験によりカマレキシン生合成に同定した。インドール-3-アセトニトリル(IAN)がシトクロムP450モノオキシゲナーゼCYP71A13によって触媒されるとき,カマレキシンが形成される。ここで著者らは,多機能アセチルアミド合成酵素であるシロイヌナズナGH3.5タンパク質がインドール-3-カルボン酸(ICA)およびシステイン(システイン)をコンジュゲートしカマレキシン生合成遺伝子の調節を介してカマレキシン生合成に関与することを実証する。カマレキシンレベルは病原体感染後,Col-0およびcyp71A13-2変異体バックグラウンドの双方において活性化タグ化変異体gh3.5-1Dで増加した。組換えGH3.5タンパク質は,ICAとCysの結合を触媒し,in vitroでの可能な中間体インドール-3-アシル-システイン酸(ICA(Cy))を形成した。in vitro反応の支援により,ICAおよびCysの供給はCol-0およびgh3.5-1Dにおけるカマレキシンレベルを増加させた。カマレキシンとPAD3用基板の前駆体であるジヒドロカマレキシン酸(DHCA)はgh3.5-1D/pad3-1に蓄積され,ICA(Cy)がカマレキシン生合成のためのDHCAの追加の前駆体である可能性があることを示唆した。さらにまた,主要なカマレキシン生合成遺伝子CYP79B2,CYP71A12,CYP71A13およびPAD3の発現がgh3.5-1Dで強く誘導された。著者らの研究は,GH3.5がICA(Cy)の形成と主要な生合成経路遺伝子の上方制御の直接の触媒作用を通してカマレキシン生合成に関与していることを示唆する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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酵素生理  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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