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J-GLOBAL ID:201402281319893246   整理番号:14A0194943

ログハウス型仮設住宅の特性と可能性に関する研究-東日本大震災後の福島県内の木造仮設住宅を対象とした考察-

A STUDY ON THE CHARACTERISTIC AND POSSIBILITY OF LOG CABIN TYPE TEMPORARY HOUSING-A study on wooden temporary housing in Fukushima prefecture after the Tohoku Earthquake-
著者 (3件):
資料名:
号: 696  ページ: 355-364  発行年: 2014年02月28日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本稿では,東日本大震災後の福島県内の木造仮設住宅を対象とし,ログハウス型仮設住宅に着目し,仮設住宅としての適正と可能性について分析する。1)住戸設計においては,構造の単純化やシンプルな一室空間化を図ることで,ログハウス工法の特性に合わせた平面プランとなった。2)従来のプレハブ仮設における画一的な配置計画よりも,ズレを多用することで,ログ壁による囲われ感や路地をつくるなどの工夫を行っている。3)ログ仮設は,原木の確保,保管,ログシェル生産工場の確保,以外は一般の軸組構造と近いものであると判断できる。4)公募型仮設住宅は基本的に福島県内企業のメンバーのチームとして構成されているため,地産地消形態となっている。5)ログ仮設は応急仮設住宅の機能にプラスして,居住性においても高い評価を得た。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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住宅建築,農村建築,城  ,  住居地域計画一般 
引用文献 (8件):
  • 1) 小林徹 岩見正文日本建築学会 備蓄. 供給から解体. 再利用まで-応急仮設住宅はトータルにマネジメントされなければならない 日本建築学会発行, 建築雑誌 vol.127 No1634, 2012年7月号
  • 2) 牧紀男:京都大学博士論文 自然災害後の「応急仮設空間」の変遷とその整備手法に関する研究 京都大学発行, 1997
  • 3) 鈴木智香子, 大月敏雄, 深見かほり:横浜市における関東大震災仮設住宅・稲荷山下住宅の住環境の変容に関する考察 日本建築学会大会学術講演梗概集E-2, pp271-272, 2006.9
  • 4) 高橋和雄, 中村百合, 清水幸徳:雲仙普賢岳の火山災害における応急仮設住宅の建設の経過と住環境管理 土木学会論文集 No.604, pp85-98, 1998.10
  • 5) 牧紀男、三浦研、小林正美:応急仮設住宅の物理的実態と問題点に関する研究-災害後に供給される住宅に関する研究- 災害後に供給される住宅に関する研究 その1 日本建築学会計画系論文集, No476 pp.125-133 1995.10
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