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J-GLOBAL ID:201402281527724954   整理番号:14A0074422

ストリゴラクトンの多様な化学構造と植物界における分布

著者 (2件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 154-157  発行年: 2013年12月20日 
JST資料番号: Z0892B  ISSN: 1346-5406  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ストリゴラクトン(以下SL)の化学に関するその後の進展を中心に,新奇SLを含めた天然SLの化学構造の多様性と,植物界におけるSLの分布について解説した。strigolタイプSLまたはorobancholタイプSLのみが同定されている植物を紹介したが,それらの植物が2種のSL生合成経路両者を持ち合わせている可能性は否定できなかった。蘚苔類やイネなど,下等植物から高等植物までの陸上植物が生産するSLは,根圏には普遍的に存在する生理活性物質であり,根圏に生息するすべての生物はその影響を受けると考えられた。これまでに明らかにされているSLの機能に加え,SLはそれを分泌する植物とその他の生物とのケミカルコミュニケーションに重要な役割を担っているものと予想された。
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分類 (1件):
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作物の品種改良 
引用文献 (16件):
  • 徳井珠美・中谷成史・秋山康紀・林 英雄 (2013) タルウマゴヤシの生産するdidehydro-orobancholの単離及び構造決定.日本農芸化学会2013年度大会講演要旨 3C20a02.
  • Akiyama, K, Matsuzaki, K and Hayashi, H (2005) Plant sesquiterpenes induce hyphal branching in arbuscular mycorrhizal fungi. Nature 435: 824-827.
  • Akiyama, K, Ogasawara, S, Ito, S and Hayashi, H (2010) Structural requirements of strigolactones for hyphal branching in AM fungi. Plant Cell Physiol 51:1104-1117.
  • Chen, VX, Boyer, FD, Rameau, C, Retailleau, P, Vors, JP and Beau, JM (2010) Stereochemistry, total synthesis, and biological evaluation of the new plant hormone solanacol. Chem Eur J 16:13941-13945.
  • Delaux, PM, Xie, X, Timme, RE, Puech-Pages, V, Dunand, C, Lecompte, E, Delwiche, CF, Yoneyama, K, Bécard, G and Séjalon-Delmas, N (2012) Origin of strigolactones in the green lineage. New Phytol 195:857-871.
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