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J-GLOBAL ID:201402282077423297   整理番号:14A1206735

多副格子構造の化合物エネルギーモデリングの第一原理研究:Ni-In-Sn系の(hP6)Ni2In型金属間化合物

Ab initio study of the compound-energy modeling of multisublattice structures: The (hP6) Ni2In-type intermetallics of the Ni-In-Sn system
著者 (5件):
資料名:
巻: 619  ページ: 464-473  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化合物エネルギー定式化(CEF)による非化学量論的,多副格子中間相の熱力学的モデリングは,しばしば準安定または仮想的であるいわゆる「端成分化合物」(EMCs)二元化合物のGibエネルギー(Gm)を表すパラメータの決定を含む。現在のCALPHADでは,これらの量は,最適化過程で入手可能な情報の適合性を検索することによって決定されるような自由パラメータとして取り扱われる。本論文の目的は,密度汎関数理論(DFT)ab initio計算を利用したEMCsの研究に対する理論的な手法を提案することである。本方法は,それぞれ,(Ni)1(Ni,Va)1(In,Ni)1および(Ni,Va)1(Ni,Va)1(In,Ni,Sn)1の三格子モデルを使用した,Ni-InおよびNi-In-Sn系の非化学量論的(hP6)Ni2In型構造相のCEFモデリングに関与するEMCsに適用される。VASPコードを用いた系統的なab initio射影子増強波法(PAW)計算の手段により,二元系と三元系のこの相に対するGmのCEF定式化に含まれるEMCsを研究した。特に副格子占有に相当する12個のEMCsを研究した。例えば(Ni)1(Ni)1(In)1で,これは通常Ni:Ni:Inとして表現される(すなわち”Ni2In”の化学式をもつ化合物)。記載のEMCに対しては,格子パラメータ,原子あたりの体積,電子濃度の状態および接着力の巨視的徴候として通常認識している接着強度,すなわち,体積弾性率およびその圧力誘導体,凝集エネルギーおよび元素から,生成エネルギーを報告した。これらの量の動向は異なる構成要素によって様々な副格子の占有の関数として確立され,遷移元素のd電子の相互作用だけでなく,それらの間のハイブリダイゼーションおよび非遷移金属のsとp電子間の点に関して議論した。ここでのCALPHAD最適化での入力としての直接使用の熱力学的情報に加えて,本研究での凝集特性の変化の像は,このクラスの化合物のための熱物理的および構造的なデータベースを体系化するのに有用である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の物理的・機械的性質  ,  金属結晶の電子構造 

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