抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
半導体の微細化技術の進展に伴い,ムーアの法則による集積度は,年々増加している。プロセッサの性能も,従来はその動作周波数の向上を達成し,性能向上が図られてきたが,様々な要因のため,現在はあまり成功していない。従来のプロセッサは動作する計算コアが単一であるシングルコアプロセッサであったが,このシングルコアの性能限界(動作周波数向上の停滞)から,今では空間並列度の向上による性能改善が図られるようになってきた。このようなマルチコアプロセッサは広く普及し,組み込み用途も含めて,ほとんどのプロセッサはマルチコアプロセッサとなっている。プロセッサの動作周波数の向上は,停滞状況が続いているので,プロセッサの性能向上は,より多くのコアを載せたメニューコア時代へと突入した。本論文は,並列処理研究の一環として,多数のコアを持つGPUなどのメニューコアプロセッサのプログラミングスタイルと,その実装上の工夫について考察した。