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J-GLOBAL ID:201402282187586558   整理番号:13A1117212

新規低バンドギャップポリマーの電子構造と特性に関する理論解析

Theoretical analysis on the electronic structure and properties of novel low-band-gap polymers
著者 (5件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 1066-1077  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2582A  ISSN: 1674-7224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本研究では,チエノ3,4-bピラジン(TP),フロ3,4-bピラジン(FP)および6H-ピロロ3,4-bピラジン(PP)と3,4-ビニレン-ジオキシチオフェン(VDOT)を併用して得られた一連の新規コポリマーを調製する。これらポリマーの構造と電子特性は,その対応するモノマーおよびオリゴマーと同様に,6-31G*を有するB3LYPレベルでの密度関数理論(DFT)によって研究した。結合長,結合臨界点(BCP)特性,ワイバーグ結合インデックス(WBIs),および核非依存性化学シフト(NICS)の変化は,共役度が主鎖の伸張に伴い増加することを示している。調べた化合物の電子特性に対するVDOTのTP,FPおよびPP単位に対する比(V-P比)の影響を理解するために,TP,FP,およびPP単位に比の効果を理解するために,1:1,1:2,および2:1のV-P比を有するそれらの化合物を分析する。その結果から,1:2のV-P比を有するオリゴマの共役度が最も良く,2:1のV-P比を有するオリゴマの共役度が最も悪いことが示される。小さな電子移動再配列エネルギーによって,1:2と2:1のV-P比を有するポリマーは,潜在的電子輸送物質かも知れないことが示される。バンド構造解析によって,(VDOT-TP)n,(VDOT-FP)n,および(VDOT-TP)nを含む1:1のV-P比を有するすべてのポリマーは,比較的狭いバンドギャップと非常に大きいバンド幅を有することが示される。したがって,それら高分子は,有望な有機導体材料であると考えられる。さらに,(VDOT-BTP)nと(VDOT-BFP)nは,かなり低いバンドギャップ(それぞれ0.73と0.87eV)と至適バンド幅を有し,このことは,これらが優れた本質的導体であることを示している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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高分子化学一般 
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