抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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態度から行動過程についての,MODEモデルによれば,態度アクセス性は,態度-行動関係を補強し,行動に対する態度の自動的影響を反する。従って著者らは,特性的に自動的な行動,すなわち運転によって支配される文脈の中で,態度アクセス性が,態度-行動関係を緩和するかどうかを試験した。研究1(相関研究)で,参加者たち(N=130)は,速度違反に対する自分たちの有意性とアクセス性の,オンライン質問票に記入を終えた。2週間後に,その後の速度違反行動のオンライン質問票測定が得られた。態度有意性は,高位(平均+1SD)に対する低位(平均-1SD)水準の,態度アクセス性の行動の,かなり良好な予測因子であった。研究2(実験設計)では,態度アクセス性が,繰り返された態度表現タスクを用いて操作された。操作の直後に,参加者たち(N=122)は,態度有意性とアクセス性のオンライン質問票測定を終え,また2週間後にその後の速度違反行動に関して調査を終えた。実験条件における(コントロール群に対する)態度アセクセス性の増加は,態度-行動応答を増した。判明事項は,MODEモデルの,態度が行動に自動的影響を及ぼし得るという主張と一致する。速度違反を減らすための介入は,速度違反態度を抑えるアクセス性を効果的に増し,速度違反を好む態度のアクセス性を減らすことができる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.