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J-GLOBAL ID：201402282382269486   整理番号：14A1389061

構成動的化学に基づいた自己修復ゲルとその潜在的用途

Self-healing gels based on constitutional dynamic chemistry and their potential applications

著者 (8件)： WEI Zhao (Xi’an Jiaotong Univ., ShaanXi, CHN) ,  YANG Jian Hai (Xi’an Jiaotong Univ., ShaanXi, CHN) ,  ZHOU Jinxiong (Xi’an Jiaotong Univ., ShaanXi, CHN) ,  XU Feng (Xi’an Jiaotong Univ., ShaanXi, CHN) ,  ZRINYI Miklos (Semmelweis Univ., Budapest, HUN) ,  DUSSAULT Patrick H. (Univ. Nebraska-Lincoln, NE, USA) ,  OSADA Yoshihito (RIKEN, Saitama, JPN) ,  CHEN Yong Mei (Xi’an Jiaotong Univ., ShaanXi, CHN)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 43  号： 23  ページ： 8114-8131  発行年： 2014年12月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 代表的な柔らかい素材で様々な機能を有するゲルが開発されているが,伝統的なゲルは,クラックの応力誘に対して脆弱で,亀裂の伝播は,機能の喪失やゲルの寿命を制限する。この課題に対処するために,損傷した後にその機能や構造を復元する自己修復ゲルが,「スマート」柔らかい素材として開発された。自己修復ゲルの合成戦略には,以下の6種類の相互作用を利用する物理的自己修復ゲルがある。1)疎水相互作用,2)ホスト-ゲスト相互作用,3)水素結合,4)結晶化,5)高分子-ナノ複合材相互作用,6)多重分子間相互作用。化学的自己修復ゲルの構造形態には以下の4形態がある。1)臭化フェニルエステル錯体,2)ジスルフィド(S-S)結合,3)イミン結合(Schiff塩基),4)アシルヒドラゾン結合。業界(塗料,封止材)および医学(生体組織接着剤,薬物または細胞送達のための薬剤)での使用に重点を置いて自己修復ゲルの新しい応用を示した。

シソーラス用語： *回復 ,  *ゲル ,  *軟質材料 ,  疎水性相互作用 ,  ゲストホスト効果 ,  水素結合 ,  結晶化 ,  機能性高分子 ,  ジスルフィド結合 ,  イミン ,  アゾメチン ,  Diels-Alder反応 ,  塗料 ,  密封 ,  生体組織接着剤 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  修理 ,  ミセル ,  リポソーム ,  ポリエチレンオキシド ,  シクロデキストリン ,  ポリアクリル酸 ,  ポリメタクリル酸メチル ,  ポリメタクリル酸エステル ,  ポリ乳酸 ,  ポリビニルアルコール ,  ポリペプチド ,  高分子電解質 ,  ポリリジン ,  ポリアミノ酸 ,  ポリグルタミン酸 ,  アクチン ,  デンドリマ ,  ポリアクリル酸エステル ,  ポリアクリルアミド ,  ポリイソプロピルアクリルアミド ,  ヒドロゲル ,  臨界溶解温度 ,  *インテリジェント材料 ,  脂肪族アミン
準シソーラス用語： イミン基

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (7件)： 6-アミノ-β-シクロデキストリン ,  CTAB ,  DB24C8 ,  SDS ,  アクリルアミド ,  コレステロール ,  ステアリルメタクリレート

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学 ,  自己修復 ,  ゲル ,  用途