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J-GLOBAL ID：201402282621058867   整理番号：14A0273466

堅固に拡張された自由選択ワークフローネットにおける可到達性の多項式時間検証

Polynomial Time Verification of Reachability in Sound Extended Free-Choice Workflow Nets

著者 (1件)： YAMAGUCHI Shingo (Graduate School of Sci. and Engineering, Yamaguchi Univ.)
資料名： IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)  (IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： E97-A  号： 2  ページ： 468-475 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： F0699C  ISSN： 0916-8508  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ワークフローネットは,ワークフローをモデリング及び解析するための標準的な方方である。ワークフローには2つの側面があって,定義とインスタンスである。ワークフローの形式の中で,ワークフロー定義とワークフローインスタンスは,それぞれネット構造とマーキングとして表現されている。安定性と呼ばれるワークフローネットの特性を使うことによって,ワークフロー定義の正確さを点検できる。一方,ワークフローインスタンスの正確性は,Petriネットのよく知られた特性,可到達性を使うことによって点検できる。可到達性問題は解決困難であると知られている。本稿では,可到達性問題を下記のように示した。1)1つのワークフローインスタンスを表現するマーキングを有する堅固に拡張された自由選択ワークフローネット。あるいは,2)1つ又はそれ以上のワークフローインスタンスを表現するマーキングを持った非周期的な良く知られたワークフローネットを,多項式時間の中で解くことができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *Petriネット ,  性質 ,  *可到達性 ,  解析 ,  モデリング ,  ワークフロー ,  *アルゴリズム
準シソーラス用語： *ワークフローネット ,  ワークフローモデリング ,  可到達性解析 ,  正確性 ,  *多項式時間アルゴリズム

分類 (1件)： 数値計算  (JE02000J)

引用文献 (16件)：

• [1] W.M.P. van der Aalst and K.M. van Hee, Workflow Management: Models, Methods, and Systems, The MIT Press, 2002.
• [2] S. Yamaguchi and Q.W. Ge, “Application of net theory: Workflow nets and program nets,” IEICE Fundamentals Review, vol.3, no.3, pp.52-63, Jan. 2010.
• [3] T. Murata, “Petri nets: Properties, analysis and applications,” Proc. IEEE, vol.77, no.4, pp.541-580, 1989.
• [4] WfMC, Terminology <i>&</i> Glossary, WFMC-TC-1011, 1999.
• [5] W.M.P. van der Aalst, “The application of Petri nets to workflow management,” J. Circuits, Systems, Computers, vol.8, no.1, pp.21-65, 1998.

タイトルに関連する用語 (5件)： 拡張 ,  ワークフローネット ,  可到達性 ,  多項式時間 ,  検証