文献
J-GLOBAL ID:201402282763154855   整理番号:14A0187083

母親の高脂肪食に対する反応において新生児のインシュリン活性が視床下部神経回路形成を傷害する

Neonatal Insulin Action Impairs Hypothalamic Neurocircuit Formation in Response to Maternal High-Fat Feeding
著者 (34件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 495-509  発行年: 2014年01月30日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
母親の代謝恒常性は子の健康転帰に長期的な影響を及ぼす。本報告で著者たちは,マウスにおいて,授乳期における母親の高脂肪食(high-fat diet:HFD)摂食が,仔の肥満およびグルコース恒常性障害の素因になり,これらは視床下部のメラノコルチン回路の障害と関連することを明らかにする。摂食抑制系プロオピオメラノコルチン(POMC)ニューロンと食欲促進系アグーチ関連ペプチド(AgRP)ニューロンの数および神経ペプチドの発現,POMCニューロンの電気生理学的特性,POMCの翻訳後プロセシングは授乳期における母親のHFD摂食に応じた影響を受けないのに対して,視床下部の標的部位へのPOMCおよびAgRPニューロンの投射は著しく損なわれる。仔のPOMCニューロンにおけるインシュリン活性の抑制は,母親の栄養過多に応じて発生する,前自律神経系の視床下部室傍核へのPOMC投射の異常,膵臓の副交感神経支配,およびグルコースに刺激されるインシュリン分泌の障害を防止する。これらの実験は,母親の異常な代謝が仔のニューロン投射を損なうことで代謝恒常性を攪乱するのに決定的なタイミングを明らかにし,異常なインスリンシグナル伝達がこの影響に寄与していることを示す。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝一般  ,  中枢神経系  ,  糖質の代謝と栄養 

前のページに戻る