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J-GLOBAL ID：201402283339584439   整理番号：14A0409895

路網整備の技術的課題 I 土質の違いが作業道の強度に及ぼす影響

The influence of soil property on strength of strip road bed and road surface

著者 (6件)： 鈴木秀典 (森林総合研) ,  山口智 (森林総合研) ,  宗岡寛子 (森林総合研) ,  田中良明 (森林総合研) ,  清水直喜 (森林技術総合研修所 林業機械化セ) ,  加利屋義広 (林野庁 森林技術総合研修所)
資料名： 森林利用学会誌  (Journal of the Japan Forest Engineering Society)
巻： 29  号： 1  ページ： 21-29  発行年： 2014年01月31日 
JST資料番号： L3308A  ISSN： 1342-3134  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 作業道の強度に影響すると考えられる土質に着目し,異なる土質条件において強度にどのような違いがでるのかを明らかにした。試験地は,群馬県沼田市における火山灰降下堆積物(関東ローム)に覆われた場所とした。同一路線内に2つのプロットを設定したところ,プロット1の方が多くの礫分を含み,粘土・シルト分は少ないことが確認された。各プロットに開設された作業道において,貫入試験,現場密度試験を行ったところ,N_d値,乾燥密度などに違いが見られた。これは,礫分の多少によるためと考えられた。一方,締固め度についてはプロット間の差が小さかったが,これは,同程度の締固めになるようプロット2の施工時間を長くしたためと考えられた。簡易支持力測定器による路面支持力測定では,切土のり面に近い山側わだちではプロット2の方が高い支持力となり,他の試験とは異なる傾向となったが,谷側わだちでは他の試験と同様の傾向が見られた。施工に不適な土質条件となるときは,締固めに適した土を混入するなどして土質条件を改善し,強度が低くなる箇所をつくらないことが重要である。(著者抄録)

シソーラス用語： 道路網 ,  道路整備 ,  *土壌特性 ,  *林道 ,  *土壌強度 ,  降下火砕堆積物 ,  コーン貫入試験 ,  締固め工法 ,  路面特性 ,  支持力 ,  切土
準シソーラス用語： 火山灰堆積物 ,  簡易動的コーン貫入試験 ,  *作業道 ,  周面支持力 ,  *土質強度 ,  *土質特性

分類 (2件)： 道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X) ,  土壌物理  (FB04030R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 路網 ,  整備 ,  技術的課題 ,  土質