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J-GLOBAL ID：201402283516674621   整理番号：14A0413327

免疫と炎症における微生物叢の役割

Role of the Microbiota in Immunity and Inflammation

著者 (3件)： BELKAID Yasmine (Immunity at Barrier Sites Initiative, National Inst. of Allergy and Infectious Diseases, National Institutes of ...) ,  HAND Timothy W. (Immunity at Barrier Sites Initiative, National Inst. of Allergy and Infectious Diseases, National Institutes of ...) ,  HAND Timothy W. (Mucosal Immunology Section, Lab. of Parasitic Diseases, National Inst. of Allergy and Infectious Disease, National ...)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 157  号： 1  ページ： 121-141  発行年： 2014年03月27日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微生物叢は宿主免疫系の誘導,訓練,機能に基本的役割を果たす。引き換えに,免疫系は宿主とこれらの高度に多様で進化する微生物との共生的関係を維持する手段として大きく進化してきた。最適に操作すると,この免疫系-微生物叢類似性によって病原体に対する防御応答の誘導と,無害の抗原に対する耐性の維持に関わる制御経路の維持が可能になる。しかし,高所得国では,抗生物質の過度の使用と,食事の変化,線虫などの構成的パートナーの除去により,バランスのとれた免疫反応を確立するために必要な回復力と多様性を欠いた微生物叢が選択されてきた可能性がある。微生物叢との共生関係が最も影響を受けてきた世界の一部では,この現象が自己免疫異常,炎症異常の激増の一因だとする考えが提示されている。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 宿主 ,  *ミクロフローラ ,  ヒト ,  *免疫 ,  免疫グロブリンA ,  哺乳 ,  腸内微生物 ,  腸粘膜 ,  *炎症 ,  インターロイキン ,  腸疾患 ,  多糖類 ,  免疫反応 ,  自己免疫病 ,  寄生 ,  生体防御 ,  感染症 ,  Crohn病 ,  潰瘍性大腸炎 ,  腫瘍 ,  糖尿病 ,  メタボリックシンドローム
準シソーラス用語： *腸管免疫 ,  炎症性腸疾患 ,  宿主病原体相互作用 ,  防御免疫 ,  組織免疫 ,  微生物感染 ,  癌

分類 (4件)： 微生物の生態  (EG03040J) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F) ,  腸  (EJ06040N) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 免疫 ,  炎症 ,  微生物叢 ,  役割