文献
J-GLOBAL ID:201402283541403578   整理番号:14A0250885

超新星残骸カシオペア座Aの放射性44Tiのマップから明らかになった重力崩壊型超新星の非対称性

Asymmetries in core-collapse supernovae from maps of radioactive 44Ti in Cassiopeia A
著者 (35件):
資料名:
巻: 506  号: 7488  ページ: 339-342  発行年: 2014年02月20日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
星の重力崩壊型超新星爆発に関するほとんどの数値シミュレーションからは,非対称性が得られるが,その形態はモデルによって大きく異なる。放射性44Tiは,爆発中の星の内部で,重力崩壊する核へと落下する物質と,周辺媒質へ放出される物質との境界付近で元素合成され,その空間分布は,爆発の非対称性を直接調べる手段となる。カシオペア座Aは,若く,近傍の重力崩壊型超新星爆発の残骸であり,これまでに44Tiの放射が検出されているが,画像化されていない。爆発における非対称性は,見積もられる56Niの放射に対する観測される44Tiの放射の比率が高いこと,可視領域の光エコー,それにX線や可視光の放出物に見られるジェット状の特性から,間接的に推測されてきた。本論文では,カシオペア座Aにおける44Tiの空間マップとスペクトル特性について報告する。この結果から44Tiと鉄のX線放射との間に予想外にも相関関係のないことが説明できる可能性があり,鉄のX線放射は,衝撃加熱された物質のみに見られるものである。観測された空間分布からは,高速回転する前駆天体から生じる高度に非対称な双極性の爆発だけではなく,高度な対流混合を伴っているとした場合の対称的な爆発も除外される。むしろ,こうした観測結果は,重力崩壊型超新星爆発における低モードの対流不安定の成長を示す強力な証拠となる。Copyright Nature Publishing Group 2014
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
恒星 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る