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J-GLOBAL ID：201402283913465494   整理番号：14A0068527

地域サポート人材の政策的背景と評価軸の検討

The Political Context and Evaluation Axis of Supporter towards Regeneration of Rural Community

著者 (1件)： 図司直也 (法政大 現代福祉)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 32  号： 3  ページ： 350-353  発行年： 2013年12月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地域サポート人材の政策的背景と評価軸を検討した。2000年代後半に国が主導した施策に「集落支援員」や「地域おこし協力隊」がある。導入地方自治体の数,支援員・隊員は増加傾向にある。「地域おこし協力隊」の活動の焦点は,1)地域協力活動への従事,2)地域への定住にある。「中間支援」「価値創造」「生活支援」活動に分類できるが,バランスよく展開できる場づくりを,隊員,地域,受け入れ自治体担当者で共有する機会が求められる。任期後のプロセスを移住=定住と捉え期待するのは早計である。地域資源を活用した生業を改めて実現できる環境が定住の可能性を高める。この事業は,「高次元での都市農村交流」に位置づけられる取組みである。3者の志が高く,互いに成長し合う関係を創り出す姿勢が大事になる。

シソーラス用語： 町づくり ,  国土計画 ,  社会福祉 ,  資源 ,  *地方自治体 ,  *都市圏 ,  *活性化 ,  *維持管理 ,  *人口移動 ,  漁村 ,  山村 ,  農村 ,  地域活性化 ,  移住 ,  価値創造 ,  限界集落 ,  地域づくり ,  地域資源 ,  農山漁村
準シソーラス用語： 国土形成計画 ,  生活支援 ,  定住 ,  都市農村交流

分類 (1件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (10件)：

• 1) 筒井一伸(2013):地域自立の政策(小田切徳美編『農山村再生に挑む』)岩波書店,pp.55-79.
• 2) 秋津元輝(2011):グリーン・ツーリズム(小池恒男ほか編『キーワードで読みとく現代農業と食料・環境』)昭和堂,pp.125.
• 3) 小田切徳美(2009):『農山村再生』岩波書店,pp.45.
• 4) 国光ゆかり(2012):『若者と地域を結ぶ地域コーディネート組織のネットワーク展開(農No.290)』農政調査委員会.
• 5) 小田切徳美(2011):農山村の視点からの集落問題(大西隆ほか共著『これで納得!集落再生』)ぎょうせい,pp.36-39.

タイトルに関連する用語 (5件)： 地域 ,  人材 ,  政策 ,  背景 ,  評価