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J-GLOBAL ID:201402283981296889   整理番号:14A1482833

植生による蒸散冷却のCFD解析:オランダのArnhemにおける酷暑期の特異気象条件に関するケーススタディ

CFD analysis of transpirational cooling by vegetation: Case study for specific meteorological conditions during a heat wave in Arnhem, Netherlands
著者 (8件):
資料名:
巻: 83  ページ: 11-26  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オランダのArnhemの市街地中心部における街路キャニオンに関する屋外気温の緩和対策としての植生の蒸散冷却について,キャニオン方向の地上10mにおける風速が5.1ms-1である酷暑期の午後の気象条件下に関して研究した。街路に局地的に植えた植生,すなわち街路樹,壁面緑化,屋上緑化及びそれら3つ全ての併用に関して計算流体力学(CFD)シミュレーションを行った。気流上の植生の影響を表現するために供給源と吸収源の観点で拡張したRealizable k-ε乱流モデルで3D定常状態Reynolds平均Navier-Stokes(RANS)方程式を近似した。エネルギー方程式における冷却力項を条件指定することで,植生による蒸散冷却を考慮することができる。単一植生法では街路樹が最も冷却効果が強く,歩道レベルにおける平均及び最大温度低下はそれぞれ0.43°C及び1.6°Cであった。壁面緑化は幾分変化が少なめで平均及び最大温度低下が0.04°C及び0.3°Cであった。屋上緑化はキャニオン内部において顕著な温度低下を示さなかった。全ての植生法を併用した場合,空間分布及び強度の観点における冷却効果は単独の植生法を線形重ね合わせと全体的に近似し,平均及び最大温度低下が0.52°C及び2.0°Cであった。全体的に,冷却効果は植生近辺,即ち数mの距離に限られていた。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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建築環境一般 

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