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J-GLOBAL ID:201402284087765580   整理番号:14A1028981

牧草地における2タイプの被覆尿素の肥効

Fertilizer efficiency of two types of coated urea in a pasture
著者 (3件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 36-44  発行年: 2014年03月 
JST資料番号: W1438A  ISSN: 1744-6961  CODEN: GRSCFG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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3年間の実験で,シグモイド放出型被覆尿素(CUS)および線形放出型被覆尿素(CUL)の肥効を速効性尿素(RU)と比較した。CUSおよびCULは4月に一度に施用したが,RUは6月に一度,8月に再度施用した。CUSからの窒素(N)放出は6月から7月に始まり,Nのほとんどは8月前に放出された。CULプロットにおけるN放出率は4月と8月の間でほぼ一定であった。7月と9月の間の牧草収量(HY)およびN吸収は,2006年と2008年のCUSプロットおよび2008年のCULプロットで安定的に増加した。RUプロットのHYおよびN吸収は,2007年の9月を除いて施肥後の全サンプリング時において増加した。2007年のHYおよびN吸収は,夏の異常高温および少雨のため2006年および2008年とは異なっていた。季節的な牧草生産性の安定性を,5月から9月までのHYの等分散性に対するF検定を用いて評価した。CUSおよびCULプロットにおける分散は,RUプロットと顕著な違いはなかった。CUSおよびCULプロットにおける年間および3年のHYおよびN吸収は,RUプロットより高かった。年間平均N回収率は,RUプロット(0.63~0.91)に比べてCUSプロット(0.74~1.22)およびCULプロット(0.84~1.27)で高かった。3年の平均回収率は,CUSおよびCULプロットでほぼ’1’と見積もられた。このことは肥料により供給されたほとんど全てのNは,CUSおよびCULプロットの牧草により吸収されたことを示していた。HYおよびN吸収の最大化という観点からは,CUSとCULの間の優位性は明らかではなかったが,CUSまたはCULの単独施用はRUの分施より牧草生産性にとってより効率的であった。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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飼料作物,草地  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (25件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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