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J-GLOBAL ID：201402284336948029   整理番号：14A1474433

地形表現とその周辺 その10 多重光源を用いた陰影段彩図

著者 (2件)： 石川剛 (東京地図研究社) ,  鈴木敬子 (東京地図研究社)
資料名： 測量  (Journal of Survey)
巻： 64  号： 12  ページ： 22-23  発行年： 2014年12月10日 
JST資料番号： S0318A  ISSN： 0285-7790  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最も普遍的な地形表現の方法は陰影投影図であるが,光源の方位・高度の設定次第では起伏が隠れてしまう。そこで,特定方位による光源に依存しない地形表現方法として,複数光源による陰影図と従来の段彩図を合成した「多重光源陰影段彩図」を考案した。新たな作成手法の検討に当たっては次の2点に重点を置いた。1)単純化のため光源方向を固定:光源方位や俯角につき検討の結果,「270度(左)0度(上)・90度(右)」の3方向,俯角は60度に固定。2)複数の陰影図の合成方法を新たに考案:3方向から作成した陰影画像を色料の3原色でデータ化し,GISで合成及び色調補正した後,陰影部分を抽出。この陰影画像にカラー段彩画像を重ねたのが多重光源陰影段彩図である。

シソーラス用語： *地形図 ,  *地図作成 ,  光源 ,  方向 ,  角度 ,  *画像再構成 ,  画像
準シソーラス用語： *地形図作成 ,  陰影段彩図 ,  多重光源 ,  光源方位 ,  方位 ,  俯角 ,  *陰影画像からの形状復元 ,  *多重光源陰影段彩図 ,  カラー段彩画像

分類 (1件)： 地形データの処理  (RC02050O)

引用文献 (4件)：

• Collette Gantenbein(2012): Creating shaded relief for geologic mapping using multiple light sources. U.S. Geological Survey Open-File Report 2012-117, USGS, 101-106.
• K. Suzuki, G. Ishikawa(2013):″Dekoboko Chizu" -A 3D map of Topography of Tokyo: A Color-Shaded Relief Map created with Multiple Light Sources, Esri User Conference (UC) 2013.
• 東京地図研究社(2014):地面の凸凹を描き出す凸凹地図の作り方. 体感!東京凸凹地図, 技術評論社, 21-22.
• 森田喬(1995) :地域計画用背景図の疑似立体表現およびその通用性に関する研究. 土木学会論文集, 506, 57-67.

タイトルに関連する用語 (4件)： 地形表現 ,  周辺 ,  多重 ,  陰影