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J-GLOBAL ID:201402284683823538   整理番号:14A0405319

カブにおける二酸化炭素で誘発した自家不和合性打破の生理学的および遺伝学的解析

Physiological and genetic analysis of CO2-induced breakdown of self-incompatibility in Brassica rapa
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 939-951  発行年: 2014年03月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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同系交配種子を大量生産するための二酸化炭素処理による自家不和合性(SI)打破は数十年の歴史を持つが,その分子機構は解明されていない。本研究では,二酸化炭素感受性および不感受性の同系交配系統の間のF1雑種からF2個体群を得た。F2個体群の花を自家受粉または交差受粉させ,4.5%の二酸化炭素ガスによる処理または無処理の条件で1.5時間培養した。培養後,めしべを脱気液体窒素に浸漬した。X線微量分析の結果は,二酸化炭素感受性系統では二酸化炭素が適合性受粉経路を活性化するかまたはSI情報伝達経路を撹乱し,花粉と柱頭界面にカルシウムイオンが集積することを示した。受粉前の花粉またはめしべの二酸化炭素処理はSIを打破せず,SI打破には受粉後の生理過程が必要と推測された。F1雑種の遺伝学的解析によれば,二酸化炭素感受性は半優性形質であった。F2個体群において,二酸化炭素感受性は量的形質であり,新発見の2つの主働遺伝子座(BrSIO1とBrSIO2)の相加作用で決定されることが明らかになった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  生殖  ,  分子遺伝学一般  ,  作物の品種改良 

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