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J-GLOBAL ID：201402284717018435   整理番号：14A1018479

リン酸分布とポリベンズイミダゾール膜の性能に対するその影響

Phosphoric acid distribution and its impact on the performance of polybenzimidazole membranes

著者 (4件)： MACK Florian (Karlsruhe Inst. of Technol. (KIT), Helmholtz Inst. Ulm (HIU), D-89081 Ulm, DEU) ,  HEISSLER Stefan (Karlsruhe Inst. of Technol. (KIT), Inst. of Functional Interfaces (IFG), D-76344 Eggenstein-Leopoldshafen, DEU) ,  LAUKENMANN Ruben (Karlsruhe Inst. of Technol. (KIT), Helmholtz Inst. Ulm (HIU), D-89081 Ulm, DEU) ,  ZEIS Roswitha (Karlsruhe Inst. of Technol. (KIT), Helmholtz Inst. Ulm (HIU), D-89081 Ulm, DEU)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 270  ページ： 627-633  発行年： 2014年12月15日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リン酸ドーピングリン酸ポリベンズイミダゾール(PBI)は高温高分子電解質膜燃料電池(HT-PEMFC)のための最も一般的な膜材料である。PBI膜は通常,熱いリン酸に浸漬することでドーピングされる。浸漬時間と温度は膜のドーピングレベルに影響する。この研究においてポリ(2,5-ベンズイミダゾール)(AB-PBI)膜の外部とその場プロトン伝導率および燃料電池性能に対するドーピング時間と温度の影響を調べた。共焦点Raman顕微鏡を用いてAB-PBI膜内の酸分布を空間的に解像した。そのためAB-PBI高分子電解質の塩基性窒素側とリン酸プロトンの間の相互作用を調べた。6hドーピング時間を有する膜がわずか3hドーピングのものより大きなプロトン伝導率を有することが分かった,しかし,絶対酸取込に関して,その差はむしろ小さかった。ドーピングレベルのみが膜の伝導率を決定しないことをこの結果は示す。伝導率は膜内のミクロな酸分布によっても影響される。fumapemAM架橋膜を用いて最高の伝導率と燃料電池性能が6hのドーピング時間と120°Cのドーピング時間で達成された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リン酸 ,  *ドーピング ,  ポリベンゾイミダゾール ,  *固体高分子形燃料電池 ,  電気伝導率 ,  共焦点顕微鏡 ,  顕微Raman分光法 ,  分子間相互作用
準シソーラス用語： *高分子電解質膜燃料電池 ,  プロトン伝導率 ,  共焦点Raman顕微鏡

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (3件)： リン酸 ,  分布 ,  ポリベンズイミダゾール