文献

J-GLOBAL ID：201402284921577800   整理番号：14A0833683

超高強度鋼部材のホットスタンピング ホットスタンピング/ダイクエンチ概論(ホットスタンプ工法の基礎とその採用状況)

著者 (1件)： 鈴木貴之 (アイシン高丘)
資料名： 素形材
巻： 55  号： 7  ページ： 2-6  発行年： 2014年07月20日 
JST資料番号： S0824A  ISSN： 0910-1985  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,自動車の衝突安全性向上や車体軽量化を目的として超高張力鋼板(ハイテン材)の採用が拡大している。しかし,ハイテン材はプレス時の成形性や形状凍結性等に課題がある。これを解決する手段として,高温に加熱した鋼板をプレス成形と同時に焼入れを行うホットスタンプが採用されている。ホットスタンプの概要・特徴およびホットスタンプ材の基礎特性を解説し,国内外の採用状況を紹介した。2013年に発売された13車種のうち8車種でホットスタンプが採用され,車体構造部品にホットスタンプを採用する車種も増えている。コスト面の制約が厳しい軽自動車のセンターピラーリンフォースにも採用され始めている。

シソーラス用語： *プレス加工 ,  *熱間加工 ,  鋼板 ,  *高張力鋼 ,  成形性 ,  焼入 ,  軽量化 ,  自動車 ,  自動車車体構造 ,  プレス金型 ,  高強度鋼
準シソーラス用語： スタンピング ,  ダイクエンチ ,  高張力鋼板

分類 (1件)： プレス加工  (WC04050H)

引用文献 (12件)：

• "Infiniti Q50", EuroCarBody Award 2013.
• 小嶋啓達:"ホットスタンプ用鋼板の熱処理特性",塑性と加工,54-630(2013-7),586-590.
• 楠見和久:"熱間プレスによる高強度鋼板の特性",第264回塑性加工シンポジウム(2008).
• 楠見和久:"ホットスタンピングにおけるプレス成形性の検討",第2回 ホットスタンピング研究部会(2013).
• 末広正芳,真木純,楠見和久,大神正浩,宮腰寿拓:"ホットプレス用アルミニウムめっき鋼板の諸特性",新日鉄技報,378(2003),15-20.

タイトルに関連する用語 (9件)： 高強度 ,  鋼部材 ,  ホットスタンピング ,  ダイクエンチ ,  ホットスタンプ ,  工法 ,  基礎 ,  採用 ,  状況