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J-GLOBAL ID:201402285014089019   整理番号:14A0311447

高速実験炉「常陽」における原子炉容器内保守・補修技術開発-高耐放射線ファイバスコープの開発-

Inspection and Repair Techniques in the Reactor Vessel of the Experimental Fast Reactor Joyo-Development of a High Radiation Resistant Fiberscope-
著者 (11件):
資料名:
号: 2012-009  ページ: WEB ONLY  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: U0305A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,高速炉の原子炉容器内観察に使用するための耐熱性・耐放射線性に優れたファイバスコープを開発することを目的として,ファイバスコープの構成要素であるイメージファイバとライトガイドファイバの高温環境における耐放射線性向上策の検討と,照射試験によるファイバスコープの構成要素の照射特性の評価を実施した。ファイバの耐放射線性については純粋石英コアのファイバが優れており,不純物によって耐放射線性が左右されることがわかっている。また,光の一部はクラッドを通過するため,クラッドについても耐放射線に優れた材料にする必要がある。そこで,コアをOH基1,000ppm含有の純粋石英,クラッドをフッ素ドープ石英とすることで耐放射線性の向上を目指した。コバルト60γ線源を用いた照射試験の結果,コアのOH基含有量を1,000ppmに増加したことで,伝送損失の増加につながる照射による新たなプレカーサ生成を抑制できていることが確認できた。クラッドについても,フッ素ドープ石英クラッドは樹脂クラッドより伝送損失増加量や増加速度を大きく改善することができた。また,アクリレート樹脂で被覆したファイバの5×105Gyでの強度は良好であることが確認できた。本研究の結果,イメージファイバ及びライトガイドファイバのコア材についてはOH基を1,000ppm含有する純粋石英,クラッド材についてはフッ素ドープ石英とし,これらでファイバスコープを構成することより,温度200°C,γ線線量5×105Gy照射後でも観察できる見通しを得た。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子炉の保守  ,  原子炉のその他への用途・利用 

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