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J-GLOBAL ID:201402285036736212   整理番号:14A0077571

グリコール分割低分子量ヘパリンとヘパリンリアーゼから生じたフラグメントの構造特性

Structural features of glycol-split low-molecular-weight heparins and their heparin lyase generated fragments
著者 (6件):
資料名:
巻: 406  号:ページ: 249-265  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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過よう素酸酸化後の水素化ホウ素還元は,よく知られている抗血栓性ヘパリンと低分子量ヘパリン(LMWHs)を「還元オキシヘパリン」(RO)型の「グリコール分割」(gs)誘導体に変換するが,それらのいくつかが将来の抗ガン剤と抗炎症剤として現在開発されている。gs-ヘパリンの構造が最近研究された一方で,より複雑で生体的により利用可能なgs-LMWHsの詳細はまだ報告されていない。筆者らは,3種の最も一般的なLMWHs(チンザパリン,エノキサパリン,及びダルテパリン)のRO誘導体を得て,2次元核磁気共鳴分析法とイオン対逆相高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化質量分析法によってそれらの構造を調べた。液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)をヘパリナーゼにより生じたオリゴ糖に拡張した。RO-LMWHsのNMR/LC-MSの複合法は,(部分加水分解を含む「残余」の形成と共に)非硫酸化グルクロン酸とイズロン酸残基を主に含むグリコール分割誘導変換の証拠を与えた。ダルテパリンの内部アミノ糖残基の環収縮などのわずかな修飾の証拠も得られた。予期に反して,エノキサパリンの還元末端でのN-硫酸化1,6-無水マンノサミン残基が,過よう素酸酸化酸化を受けやすいことが見いだされた。また,チンザパリンとエノキサパリンの水素化ホウ素還元は,還元末端でのヘミアセタールアミノ糖をアルジトールに変換する。ヘパリナーゼによる消化前後での個々のLMWHのRO-誘導体の典型的なLC-MS特徴は,本来の抗トロンビン結合領域と連鎖領域から生じたオリゴ糖を示した。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物物理的研究法 
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