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J-GLOBAL ID:201402285043953873   整理番号:14A0962514

ナノフィラー充填架橋ゴムにおけるナノフィラーの構造と物性 第3講 シリカ充填架橋NRにおけるシリカネットワーク構造と光透過性との相関

Structure and Property Relationship in Nano-filler Loaded Cross-linked Rubbers: 3. Relationship Between Optical Transparency and Filled Silica Networks in Natural Rubber Vulcanizates
著者 (4件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 351-357  発行年: 2014年08月15日 
JST資料番号: G0157A  ISSN: 0029-022X  CODEN: NGOKAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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親水性と疎水性シリカ充填架橋天然ゴムの,透明性の含量依存性の研究を紹介した。両シリカを0~80phr添加した加硫ゴムを調製し,透明性を調べたところ,疎水性系は含量に関わらず透明性は一定であったが,親水性系は,30phrは不透明だったが,10と80phrは透明であった。そこで,シリカの凝集,分散構造,ネットワーク構造を,3D-TEMで調べた。疎水性系は均一分散であったが,親水性系は凝集体が不均一分散していた。次に,凝集体のネットワーク構造を調べた。疎水性系は30phr以上でネットワークが連結するが,親水性系は,30phrでは局所的なネットワークで,80phrでやっと全体的に連結した。更に,詳細な検討の結果,光の散乱体となる孤立鎖の量が,親水性系では30phrで最大となった。従って,疎水性系シリカの方がゴム中での分散が良好で,ネットワーク中に孤立鎖を形成しにくいことが分かった。
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分類 (3件):
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ゴム  ,  充填剤,補強材  ,  物理的性質一般 
物質索引 (1件):
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引用文献 (34件):
  • Kagawa, Y.: Iba, H.: Materia, 39, 137 (2000)
  • Matsumura, K.; Kagawa, Y.: J. Mater. Sci. Lett., 20, 2101 (2001)
  • Haraguchi, K.; Usami, Y.: Chem. Lett., 1997, 51 (1997)
  • Ito, K. Ed.: Silicone Handbook, Nikkan Kogyo Shinbunsha, Tokyo (1990)
  • Tore Risachi Senta Ed.:Kohassui Zairyo no Saishin Doko Chohassui Zairyo kara Saishin no Oyo made, Tore Research Center, Tokyo (2001)
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