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J-GLOBAL ID：201402285527187725   整理番号：14A0957872

立体網状スパイラル構造の排水材を用いた小段排水溝の開発

著者 (7件)： 中村大 (北見工大) ,  安達隆征 (土木研 寒地土木研) ,  川口貴之 (北見工大) ,  吉原孝保 (吉原化工) ,  畑中将志 (北見工大 大学院工学研究科) ,  玉井啓博 (北見工大 大学院工学研究科) ,  山下聡 (北見工大)
資料名： 地盤工学会北海道支部技術報告集
号： 54  ページ： 107-114  発行年： 2014年01月 
JST資料番号： L0301A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道のような寒冷地では,U型排水溝周辺の凍上現象で,側壁が破壊したり,U形排水溝が回転したり,浮き上がったりする被害が発生する。近年では凍上による排水溝の浮き上がりを無理に防ぐのではなく,柔軟な材料で地盤の凍上・融解沈下挙動に追従して変形可能な小段排水溝の開発が試みられている。立体網状スパイラル構造の排水材を用いた,柔軟性と高い通水性を併せ持つ,小段排水溝を開発し,凍結・融解沈下挙動について1年間計測を行った。その結果,以下の知見を得た。1)本研究で開発した小段排水溝は,地盤の凍上・融解沈下挙動に追従して変形することができ,凍上によって損傷しない。2)簡易通水性能試験を実施し,凍結融解を受けた後も通性性能が保持されている。

シソーラス用語： 北海道 ,  積雪寒冷地 ,  *排水溝 ,  *凍結融解 ,  凍上 ,  地盤沈下 ,  螺旋 ,  技術開発 ,  建設技術 ,  土木構造物 ,  柔構造
準シソーラス用語： *スパイラル ,  *フレキシブル構造

分類 (2件)： 土工計画,土工事  (RA07050R) ,  雪氷工学,寒中工事  (RC03000S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 立体 ,  スパイラル ,  排水材 ,  排水溝 ,  開発