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J-GLOBAL ID:201402285602387085   整理番号:14A0161958

Phytophthora infestans ジャガイモ葉枯れ病に関する過去から現在までの研究レビュー

Phytophthora infestans: a review of past and current studies on potato late blight
著者 (3件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 24-37  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Phytophthora infestansはジャガイモ葉枯れ病を起こす病原である。日本に生息するP.infestans個体群の遺伝子型は,DNA多型分析に基づいてUS-1,JP-1,JP-2,JP-3,JP-4に分類される。これらの集団ははP.infestansの他国からの生物移動並びに性的および非性的な増殖を通して生み出された国内の変化によって日本に導入された可能性がある。葉枯れ病に対する抵抗性を持つことが日本のみならず他国のジャガイモ生産者に望まれている。Solanum demissumと変種S.tuberosumの反復戻し交雑が葉枯れ病抵抗を移入する方法として使われている。多くの変種がR1遺伝子を持っているが,一方でR2,R3および/またはR4遺伝子を持つ変種もある。しかしながらR遺伝子は葉枯れ病に対し一時的な抵抗を示すだけである。新種は急速にR遺伝子由来の抵抗に打ち勝つ耐性を持つ。ジャガイモのR遺伝子は,通常P.infestansが作る分泌エフェクター(AVR)を認識するレセプターをコード化する。これらエフェクター蛋白質はR遺伝子を持つジャガイモ変種に強力な抵抗を誘引するが,一方R遺伝子を持たないジャガイモ変種では抵抗を抑制する。Phytophthora種由来の保存された分子(例えば脂肪酸,グルカン,エリシチン)はSolanaceae種でエリシターとして働く。これらP.infestans由来のエリシターは,例えばファイトアレキシンの蓄積や高感受性細胞死などの防御反応を誘引する。今後の目標は,筆者らが蓄積した知識と他の化学部門からの知識を結合させ,新しい葉枯れ病対策案を開発することである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
いも類  ,  菌類による植物病害 
タイトルに関連する用語 (5件):
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