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J-GLOBAL ID:201402285925666757   整理番号:14A0089796

南九州畑地集水域における降雨流出特性-鹿児島県大隅および徳之島地域の事例-

Rainfall-Runoff Characteristics in Upland Field Catchments in South Kyushu-A case study of Osumi and Tokunoshima island areas in Kagoshima Prefecture-
著者 (4件):
資料名:
号: 288  ページ: 601-608  発行年: 2013年12月25日 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 1882-2789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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特殊土壌が分布する南九州豪雨地帯の畑地集水域における降雨流出特性の解明は農地保全上重要である。本研究では,シラス,国頭礫層および琉球石灰岩を基盤とする畑地集水域における流出特性を,米国農務省提案のHフリュームを用いた流量観測に基づいて検討した。シラス台地クロボク土壌の集水域のピーク流出係数は最大で0.096,ビニールマルチを施した場合は,被覆率45%のときに最大で0.50の高い値を示した。徳之島国頭礫層上の集水域のピーク流出係数は,最大で0.45,一方,同じ島内の浸透性の高い琉球石灰岩層上の集水域では,最大でも0.033という非常に低い値を示した。洪水到達時間は概ね10~30分の値をとり,集水域の違いやビニールマルチの有無などによる大きな相違はなかった。本研究で対象とした集水面積5ha未満の畑地集水域では,洪水到達時間と平均有効降雨強度に強い相関はなかった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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農業土木 
引用文献 (13件):
  • 角屋 睦(1980):流出解析手法(その8)—洪水到達時間と合理式—, 農土誌, 48(8), 39-44.
  • 金子 良(1973):農業水文学, 共立出版, 88-103.
  • 気象庁(2010):前線による大雨, 平成22年10月25日気象庁速報, 1-7.
  • 小林慎太郎, 田中丸治哉, 丸山利輔(1984):造成農地の流域および洪水流出特性—農地造成に伴う流出特性の変化(I)—, 農土論集, 113, 1-7.
  • 小出 博(1973):日本の国土(上巻), 東京大学出版会, 106-114.
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