文献
J-GLOBAL ID:201402286238622991   整理番号:14A0210326

北海道における大気中微小粒子PM2.5中の無機元素成分-2007~2012年度の結果より-

Elements in PM2.5 in Hokkaido-Results of FY 2007-2012-
著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 23-30  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: S0910B  ISSN: 2186-6694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
微小粒子状物質(PM2.5)試料の採取を札幌,室蘭,旭川,釧路の各都市部および非都市部域である江差および落石において行い,PM2.5質量濃度の他,それに含まれる無機元素成分の各濃度について調査した。その結果,PM2.5の2007~2012年度の平均濃度は,非都市部である落石では5.6μg/m3,都市部の札幌では9.5μg/m3,室蘭では14.7μg/m3となり,都市部ではバックグラウンド濃度に地域内で発生する粒子が加わることで上乗せされると考えられた。無機元素成分の中でもMn,Fe,Ni,AsおよびPbは室蘭で高く,工業地域からの発生が示唆された。Asの大気中濃度は室蘭の冬において高く,今後の推移を注意する必要があると考えられた。一方,Zn,CdおよびSbは都市部に共通して高く,都市の人為発生源の影響が,またVは太平洋側で非都市部も含めて高く,船舶排気の影響が推測された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
粒状物調査測定 
引用文献 (20件):
  • 環境省:平成23年度大気汚染状況について(http:// www.env.go.jp/air/osen/jokyo_h23/rep07.pdf) (2013.11/6最終閲覧)
  • Naoki Furuta, Akihiro Iijima, Akiko Kambe, Kazuhiro Sakai and Keiichi Sato:J. Environ. Monit., Vol.7, pp.1151-1161,2005.
  • 環境省水・大気環境局:「環境大気常時監視マニュアル第6版」,pp.105-141,2010.
  • A.Iijima, K. Sato, Y. Fujitani, E. Fujimori, Y. Saito, K.Tanabe, T. Ohara, K. Kozawa and N. Furuta: Environ. Chem.6, pp.122-132,2009.
  • 萩野浩之,大山求明,佐々木佐宇介:第54回大気環境学会講演要旨集、pp.48,2013.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る