トリス(キノリン-8-オラート)アルミニウム(Alq<sub>3</sub>)の経線-面異性化の理論的および実験的研究

IWAKURA I.; EBINA H.; KOMORI-ORISAKU K.; KOIDE Y.

文献

J-GLOBAL ID：201402286321290950 整理番号：14A1037471

トリス(キノリン-8-オラート)アルミニウム(Alq₃)の経線-面異性化の理論的および実験的研究

A theoretical and experimental study on meridional-facial isomerization of tris(quinolin-8-olate)aluminum (Alq₃)

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資料名：
巻： 43 号： 34 ページ： 12824-12827 発行年： 2014年09月14日
JST資料番号： A0270A ISSN： 1477-9226 CODEN： DTARAF 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

水媒質中でベーマイトとHq(8-ヒドロキシキノリノール)の間の反応で観測されるAlq₃の異性化を理論的および実験的に調べた。真正のmer-Alq₃は純水中の長時間の還流の後でも完全に不活性であるので,水と水からのイオン(H₂O,H⁺,H₃O⁺,OH^-)の役割を,DFT計算のB3LYPレベルを用いて評価した。最も速い異性化はAl-N結合開裂と五配位中間体の形成により進行するという結果を考慮して,一連のDFT計算を行い,mer-Alq₃からfac-Alq₃への異性化は,高エネルギーの中間体化学種がある二状態遷移過程であり,H₃O⁺錯体化で単一状態遷移過程へ経路が変わることを見出した。H₃O⁺の役割は,反応を劇的に加速する酸性水中の反応物を還流することにより実験的に確かめた。

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分子の電子構造 , 非遷移金属元素の錯体

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トリス(キノリン-8-オラート)アルミニウム(Alq3)の経線-面異性化の理論的および実験的研究

トリス(キノリン-8-オラート)アルミニウム(Alq₃)の経線-面異性化の理論的および実験的研究