文献

J-GLOBAL ID：201402286576872782   整理番号：14A1192951

線形時変力学系のLMIを用いた静的出力フィードバック制御のL₂ゲイン性能最適設計

Optimal Static Output Feedback Controller Design of L₂ Gain Performance Based on LMI for Linear Time-varying Mechanical System

著者 (2件)： 高久雄一 (電通大 大学院情報理工学研究科) ,  木田隆 (電通大 大学院情報理工学研究科)
資料名： 計測自動制御学会論文集  (Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 50  号： 10  ページ： 739-745  発行年： 2014年10月31日 
JST資料番号： S0104A  ISSN： 0453-4654  CODEN： KJSRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般化された線形時変系(LTI)力学システムに対して適用可能な静的出力フィードバック制御器の設計方法を提案する。安定化と最適化を考慮したLMI条件を定義して外乱抑制性能のL₂ゲイン性能の最適化を考える。スカラー定数の範囲を設定して外乱抑制性能を最適化するために導出した式は不等式であり直接解くことはできない。そこで,時変行列をポリトープ表現して端点に対する条件式を求め,ポリトープモデルで記述される式から静的出力フィードバック制御器を設計する。提案の手法により,最適化問題から直接,制御ゲインを求めることが可能となる。時変ばねと定数タンパで結合した3質点システムで数値シミュレーションを行い.提案の方法の有効性を検証した。

シソーラス用語： *最適設計 ,  フィードバック制御 ,  時変系 ,  線形系 ,  *力学系 ,  不等式 ,  除去 ,  多項式 ,  シミュレーション ,  利得 ,  ポリトープ ,  外乱除去 ,  *出力フィードバック制御 ,  数値シミュレーション ,  *線形行列不等式 ,  *線形時変システム
準シソーラス用語： *線形時変系

分類 (1件)： システム設計・解析  (IA02030D)

引用文献 (20件)：

• P. Gahinet and P. Apkarian: A linear matrix inequality approach to H_∞ control, Int. Robust Nonlinear Contr., 4-4, 421/448 (1994)
• S. Boyd, L.E. Ghaoui, E. Feron and V. Balakrishna: Linear Matrix Inequalities in System and Control Theory, SIAM (1994)
• T. Iwasaki and R.E. Skelton: All Controllers for the General H_∞ Control Problem, Automatica, 30-8, 1307/1317 (1994)
• P. Apkarian and R.J. Adams: Advanced Gain-Scheduling Techniques for Uncertain Systems, Am. Contr. Conf., 3331/3335 (1997)
• R. Watanabe, K. Uchida, M. Fujita and E. Shimemura: L₂ Gain and H_∞ Control of Linear Systems with Scheduling Parameter, 33th IEEE Conf. Decis. Contr., 1412/1414 (1994)

タイトルに関連する用語 (6件)： 線形 ,  力学系 ,  LMI ,  静的出力フィードバック ,  ゲイン ,  最適設計