抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
シーズ(技術)からニーズ(用途)を見つけ出す考え方である「できる展開法」について概説した。ある目的を持ってできあがった研究開発が,どのように使われるのかを事前に明確にしていなかったために,それを使うことなく死蔵してしまうことがある。他方,研究の半ばで面白そうな物ができてしまったが,その役立ち方を具体化する方法が問題になることもある。このようなシーズはできたがニーズがわからないという問題に対して,用途の発見を偶然に任せるのではなく,努力によって見出そうとする考え方のひとつが「できる展開法」である。「できる展開法」は,「それができると次は何ができるか?」と自問し,「・・することができる」と自答することを次々と繰り返して用途を探索する方法である。本稿では,「できる展開法」の思考プロセスや理論づけ,LEDを題材とした具体的応用例などを説明した。