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J-GLOBAL ID:201402287204560632   整理番号:14A1482834

オランダ市街地からの蒸発水損失の評価

Assessment of evaporative water loss from Dutch cities
著者 (8件):
資料名:
巻: 83  ページ: 27-38  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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蒸散冷却に依存する市街地の熱緩和対策を含む,多様な需要における水源分配の機能を有する都市水収支を評価するための蒸発水損失の信頼性評価が必要である。ここではオランダのArnhem及びロッテルダムからの都市蒸発水損失について,渦共分散,シンチロメータ及び樹液流動観測を用いて研究した。蒸発に関して日変化,季節変化及び年間変化について評価した。夏期半年(4月から9月)においては,Arnhem及びロッテルダムからの観測値は一般的に1日当たりの蒸発量の0・5から1.0mmの間で変化する蒸発の量と変動性に関して一致する。平均1日当たり蒸散冷却率は20~25Wm-2,平均日射取得の11~14%であった。樹液流動に伴う樹木からの蒸発は,市街地あるいは近隣住区スケールにおける水収支における割合は小さいことが分かった。しかしながら,局所的にはその割合は非常に大きく最大で1日当たり1本の樹木からの樹液流動が170lの観測値を得た。Arnhemにおいては,蒸発は降雨と密接な関連があり建築形式の影響である可能性がある。夏季期間中,降雨の60%が再度蒸発した。ロッテルダムにおいては,蒸発と降雨の関連性は大幅に弱い。気象観測分析の結果,標準蒸発の概念を用いた定期的気象データから得た都市の蒸発評価は非常に困難な仕事であることが分かった。標準蒸発を用いた市街地スケールの蒸発の測定はできない可能性があり,都市構造は微小気候の変動性に大きく影響を及ぼしている可能性がある。本報で示した観測値は定期的な都市蒸発における評価法の向上に有効である。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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