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J-GLOBAL ID：201402287366186319   整理番号：14A0201692

農業高齢化の実態と離農の要因-漁業との比較のために-

著者 (1件)： 加藤基樹 (早稲田大)
資料名： 漁業経済研究  (Japanese Journal of Fisheries Economics)
巻： 58  号： 1  ページ： 63-77  発行年： 2014年01月15日 
JST資料番号： L6238A  ISSN： 0433-0323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年における農業就業人口の65歳以上の割合は60.6%で,漁業従事者に比べても格段に高い。このことは,農業従事者が就業をやめないことと新規の若年就農者が少ないことを示している。農業従事者が離農する理由を考えると,個人的事情,農業構造に起因するもの,政策・制度的要因等があるが,ここでは後2者について考える。農業構造の関連では兼業農家という実態が離農を少なくし,農機具の更新や他産業への就業の機会と農地の担い手の出現,負債等は離農の要因となる。政策・制度的要因として,品目横断的経営所得安定対策,農業者年金制度,農業者戸別所得補償制度があり,離農の要因になるものとそうでないものがある。加えて,北海道での農家が法人を設立して農業経営を行っている事例を紹介した。これは,後継者問題を解決するための一つの方法といえる。

シソーラス用語： *農業 ,  *漁業 ,  *農業経営 ,  就職 ,  後継者育成 ,  農民
準シソーラス用語： 兼業農家 ,  *高齢化 ,  事例紹介 ,  実態把握 ,  就業 ,  農業者 ,  比較研究 ,  *離農

分類 (2件)： 水産経済・経営  (FH01020D) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 農業 ,  高齢化 ,  離農 ,  要因 ,  漁業