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J-GLOBAL ID:201402287441697537   整理番号:14A0031957

有相関伝搬路におけるBPアルゴリズムを用いた大規模MIMO信号検出法に関する検討

A Study on BP-based Signal Detection for a Massive MIMO system in Spatially Correlated Channels
著者 (8件):
資料名:
巻: 113  号: 301(RCS2013 174-205)  ページ: 55-60  発行年: 2013年11月13日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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送受信機の双方に複数のアンテナを設置し,信号を空間的に多重するMIMOシステムにおいて,さらに伝送速度を向上させる最も簡易な手法は,送受信アンテナ数を増加させることである。しかし,一般に信号分離技術の計算量は素子数の3乗に比例して増大するため,100素子程度の大規模MIMOへの適用は非常に困難である。一方,確率伝搬アルゴリズムと並列干渉キャンセラを用いた信号分離法は,大規模MIMOに有効であると報告されている。この手法は,送受信アンテナ間の伝搬路が独立で無相関である場合に,素子数の2乗に比例した計算量と非常に良い誤り率特性を有する。しかしながら,伝搬路の独立性が崩れ,相関を有する場合には信号分離精度が著しく劣化することが推測される。本稿では,有相関伝搬路における信号分離特性を明らかにし,相関の影響を抑圧する方式を検討する。(著者抄録)
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