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J-GLOBAL ID：201402287500331274   整理番号：14A0626766

部分的な重なりを有する平板接合構造の簡易減衰推定法

A simplified method for estimating damping of joined plate structures with partial overlap region

著者 (4件)： 平居嵩朗 (福井大 大学院工学研究科) ,  鞍谷文保 (福井大 大学院工学研究科) ,  小出一志 (福井大 大学院工学研究科) ,  城戸一郎 (トヨタテクニカルディベロップメント)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 80  号： 812  ページ： TRANS0075 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,部分的な重なりを有する接合構造を対象に,モードごとの減衰特性を簡易に推定する方法を提案する。解析方法は,有限要素法を用いた静的接触解析で接合面における摩擦による散逸エネルギーを算出し,モードごとの減衰比を推定する。静的接触解析の荷重条件として強制力ではなく強制変位を採用し,強制変位として線形振動解析で得られた振動モードを用いることで,モード形状に依存した散逸エネルギーの算定を可能にする。散逸エネルギーの算出において重要な重なり部(接合面)に付与する面荷重について検討した結果,適正値はモードごとに異なり,角振動数の2乗にほぼ比例することが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： 平板 ,  有限要素法 ,  *減衰特性 ,  エネルギー散逸 ,  接合部 ,  周波数 ,  予測技法 ,  *モード解析 ,  モードパターン ,  摩擦 ,  *接合構造 ,  接触解析 ,  接触面 ,  摩擦減衰 ,  角周波数
準シソーラス用語： 角振動数

分類 (2件)： 接合部  (HD03080V) ,  潤滑一般  (QB02010S)

引用文献 (10件)：

• Abbadi, Z., Aubby, D., Germes, S., Jezequel, L. and Herpe, F.V., An improved model for dissipation in welding spot joints, Proceedings of ISMA 2004 (2004), pp.1207-1220.
• Asadi, K., Ahmadian, H. and Jalali, H., Micro/macro-slip damping in beams with frictional contact interface, Journal of Sound and Vibration, Vol.331 (2012), pp.4704-4712.
• Bournine, H., Wagg, D.J. and Neild, S.A., Vibration damping in bolted friction beam-columns, Journal of Sound and Vibration, Vol.330 (2011), pp.1665-1679.
• Chen, W. and Deng, X., Structural damping caused by micro-slip along frictional interfaces, International Journal of Mechanical Sciences, Vol.47 (2005), pp.1191-1211.
• Dovstam, K., Goransson, P. and Gartmeier, O., On linear modeling of interface damping in vibration structures, Journal of Sound and Vibration, Vol.331 (2012), pp.4299-4312.

タイトルに関連する用語 (6件)： 重なり ,  平板 ,  接合構造 ,  簡易 ,  減衰 ,  推定法