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J-GLOBAL ID:201402287578679994   整理番号:14A0273343

RNAiを用いたイネ(Oryza sativa)の機能的関連重金属P型ATPアーゼ(OsHMA2とOsHMA3)

Functional relationship heavy metal P-type ATPases (OsHMA 2 and OsHMA3) of rice (Oryza sativa) using RNAi
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 511-515 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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イネ重金属P型ATPアーゼ3(OsHMA3)は,イネ品種「Cho-Ko-Koku(CKK)」と「Anjana Dhan」によるカドミウム(Cd)の超蓄積において主要な役割を果たした。他方,非常に低濃度で苗条内にカドミウムを蓄積する変異体は,いくつかの遺伝子,例えばOsHMA2(木部にCdを取込むために必要である)あるいはO.sativa自然抵抗性関連マクロファージ蛋白質5(OsNRAMP5,根に土壌からのCdの取込を制御する)の機能を果たした。多くの研究は金属トランスポータについて検討してきたが,植物中での多発性遺伝子の組合せの機能についてはほとんど調査されてこなかった。ここで,最初に,著者らはOsHMA3をダウンレギュレーションするためにRNA干渉(RNAi)法を用いて,OsHMA3の発現が強く抑制された植物を回収した。第二に,Oshma2変異体によるOsHMA3 RNAi植物の交配は,植物中のOsHMA3とOsHMA2の間の機能的関連を明らかにした。著者らは,OsHMA2の作用の完全な喪失が根から苗条へのCd移動を最小にするための決定的因子であると結論づけた。この発見は,OsHMA2の活性を蛋白質のC末端領域を有しない根の植物内で促進することができることも意味した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  酵素生理 
引用文献 (21件):
  • Clemens S, Aarts MG, Thomine S, Verbruggen N (2012) Plant Science: the key to preventing slow cadmium poisoning. Trends Plant Sci 18: 92–99
  • Eren E, Arguello JM (2004) Arabidopsis HMA2, a divalent heavy metal-transporting P1B-type ATPase, is involved in cytoplasmic Zn2+ homeostasis. Plant Physiol 136: 3712–3723
  • Hiei Y, Ohta S, Komari T, Kumashiro T (1994) Efficient transformation of rice (Oryza sativa L.) mediated by Agrobacterium and sequence analysis of the boundaries of the T-DNA. Plant J 6: 271–228
  • Hussain D, Haydon MJ, Wang Y, Wong E, Sherson SM, Young J, Camakaris J, Harper JF, Cobbett CS (2004) P-type ATPase heavy metal transporters with roles in essential zinc homeostasis in Arabidopsis. Plant Cell 16: 1327–1339
  • Ishikawa S, Ishimaru Y, Igura M, Kuramata M, Abe T, Senoura T, Hase Y, Arao T, Nishizawa NK, Nakanishi H (2012) Ion-beam irradiation, gene identification, and marker-assisted breeding in the development of low-cadmium rice. Proc Natl Acad Sci USA 109: 19166–19171
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