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J-GLOBAL ID:201402287698948808   整理番号:14A0494126

有機栽培転換期における土壌無機態窒素の推移と堆肥施用がニンジン,レタス収量に及ぼす影響

著者 (8件):
資料名:
号: 21  ページ: 25-49,51  発行年: 2014年03月14日 
JST資料番号: L4600A  ISSN: 1881-6738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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有機圃場,慣行圃場を設定して,ニンジン,レタス栽培体系の実証試験を行い,3年間の土壌無機態窒素を追跡するとともに,有機,慣行栽培における収量性を比較した。1)夏の露地や冬のマルチ,トンネル下で供試した有機質肥料の窒素無機化は速やかであり,化学肥料に匹敵する窒素肥効が認められた。供試発酵鶏ふんは肥効率を考慮して施用すると,有機質肥料と同等の土壌無機態窒素レベルを示した。2)降雨の影響が大きな夏まき露地のニンジン作では,播種時の高濃度の無機態窒素は有効に利用されなかった。有機栽培ニンジンにおいても追肥の効果が認められ,慣行栽培と同様に追肥重点の施肥体系が有効であると考える。3)堆肥施用のレタス作において,結球重は土壌無機態窒素が高まるにつれて増加したが,無機態窒素が280mg kg-1乾土を超えると減少に転じ,有機,慣行栽培ともに過剰の窒素施用は収量減に結びつくことが示された。4)レタス作では有機,慣行栽培ともに収量,乾物生産等に対する堆肥の施用効果が大きかった。堆肥のリンが初期生育を促進することが一要因と考えられる。5)有機転換3年間において,ニンジンの収量は平均して慣行栽培の96%とやや劣る傾向があった。一方,レタスでは平均して慣行栽培の127%の収量が得られた。(著者抄録)
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分類 (3件):
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施肥法・肥効  ,  植物の栽培一般  ,  野菜 
引用文献 (26件):
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