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J-GLOBAL ID：201402287700748307   整理番号：14A0239311

天文学的物体の多様なシフトアンドアド画像に適用されたマルチフレームブラインドデコンボリューション

Multiframe Blind Deconvolution Applied to Diverse Shift-and-Add Images of an Astronomical Object

著者 (6件)： KUWAMURA Susumu (Kitami Inst. Technol., Hokkaido, JPN) ,  AZUMA Yasuyuki (Kitami Inst. Technol., Hokkaido, JPN) ,  MIURA Noriaki (Kitami Inst. Technol., Hokkaido, JPN) ,  TSUMURAYA Fumiaki (Nishi-Harima Astronomical Observatory, Hyogo, JPN) ,  SAKAMOTO Makoto (Nishi-Harima Astronomical Observatory, Hyogo, JPN) ,  BABA Naoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Optical Review  (Optical Review)
巻： 21  号： 1  ページ： 9-16  発行年： 2014年02月01日 
JST資料番号： L2272A  ISSN： 1340-6000  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天文学的スペックルイメージングにおいて,多雑音スペックルグラムの解析では,シフトアンドアド(SAA)画像分析法が有用である。その理由は,SAA画像では多数のスペックルグラムが統合されていて,信号対雑音比が比較的増強されるためであった。本論文では,単一SAA画像のデコンボリューションを増強するために,多重SAA画像に適用するためのマルチフレームデコンボリューションを提案した。この方法では,スペックルグラムの同じセットを再結合することで多様な点像分布関数を得た。SAAで処理されたスペックルグラムの順序を変えることで,多様なSAA画像を容易に生成できた。シミュレーションと観測データを利用した実験の結果において,ロバストであることが判明した。単一SAAフレームの通常の分析法では,物体の推定値がSAAフレームに影響されやすく,推定が時々失敗した。本方法では,SAAフレームに関係なく,信頼性の高い物体画像を安定して復元できた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *画像復元 ,  画像歪 ,  畳込み ,  計算機シミュレーション ,  SN比 ,  点像分布関数 ,  スペックル ,  分布関数 ,  ロバスト性 ,  天文学 ,  *物体認識 ,  信号フレーム ,  *画像分析 ,  多様性 ,  推定量 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *ブラインドデコンボリューション ,  マルチフレーム【信号】

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  パターン認識  (JE07000S)

タイトルに関連する用語 (2件)： 天文学 ,  物体