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J-GLOBAL ID:201402287753919693   整理番号:13A1964421

Zn-TiO2複合被膜の形態と性質における電着条件の効果

Effects of electrodeposition parameters on morphology and properties of Zn-TiO2 composite coating
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 695-699  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: A0614C  ISSN: 0267-0844  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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複合被膜の性質に興味が集まっている中,耐食性,耐摩耗性に優れた亜鉛を基質とする複合被膜の開発は妥当である。複合被覆を作るには電着法が適当で,粒子分布の均一性や速い電着速度,低い作業温度が特徴である。また条件の制御は他の冶金的な方法と比べて容易である。被膜の性質を高める強化用粒子としてナノからマイクロの大きさを持つ各種の材料を使うことができるが,高い表面エネルギーのため凝集しやすい。そこでナノサイズのTiO2(チタニア)粒子が亜鉛基質に分散した被覆を,普通鋼基板に電着する場合の最適条件を求めた。実験に用いた普通鋼基板の処理条件,電気メッキ浴組成とその動作条件を示した。得られた被覆の表面と断面は光学顕微鏡と走査型電子顕微鏡ならびに原子間力顕微鏡(AFM)で観察した。被覆中の強化粒子量はエネルギー分散型分析器で調べた。さらに微少硬さ試験と耐摩耗性試験を実施した。この複合化の方法によって,AFMによれば複合化することにより被覆は複合化しない場合と比べて微細になり,表面凹凸の標準偏差は小さくなった。最適な同時析出の条件下で,チタニア添加の効果により大きな硬さ上昇が得られ,条件を変えた実験からその最大値は浴温度は40°C,浴撹拌速度は300回転/min-1,浴中チタニア濃度は3gl-1で得られた。耐摩耗性は,固体潤滑剤として作用する硬質粒子の役割のために摩擦係数が小さくなる効果も確認した結果,チタニアの複合化量にともなって大きく改善し,最大硬さと正の関係があった。
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